2021年9月

そろばん塾ピコ日立・多賀校では、来たときに毎回「よかったこと」を生徒から言ってもらっています。これは脳を快の状態にして「やる気スイッチ」をオンにする働きもあります。         

脳科学研究をされて『能力開発の魔術師』と言われている西田文郎氏、「脳は99%錯覚(さっかく)だ」と言っています。さらに「錯覚も、良い錯覚と悪い錯覚の2種類しかない」とも言っています。錯覚とは、(さく)()のように脳の思い込みで真実とは違っていることもあります。

良くない状況が起こったとき「あ~、もうだめだ」と思ってしまうのが悪い錯覚で、否定的錯覚でもあります。そのときに、「こんな経験はめったにできないから楽しんでしまおう」と良い錯覚、つまり肯定的錯覚に変えてしまうことで、脳が快の状態になりいろんなことにチャレンジする気持ちが起こります。

「よかったこと」を自分から見つけられ、脳を快の状態にするお稽古もそろばんとともにしています。